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陸上競技場(りくじょうきょうぎじょう)とは、陸上競技を行うために設けられる施設である。通常は屋外に常設されるものを指すが、体育館やホール内に特設される室内陸上競技場もある。 日本の主要な陸上競技場は地方自治体が設立・運営しているものが多いが、学校が有する陸上競技専用のグラウンド(特に私立大学に多い)が、日本陸上競技連盟の公認を受けている例も少なくない。 以下に屋外に設けられる陸上競技場について解説する。 == 施設 == 競技が行われる部分は、周回走路である「トラック」と、跳躍や投擲などの競技を行う「フィールド」に分かれている。 トラックや助走路の表面はシューズのスパイクを受け止められるよう堅固で、かつ均一でほぼ水平でなければならない。第1-3種公認競技場では競技面は全天候舗装されている必要がある。これには古くからアンツーカなどの舗装材が使われてきたが、最近ではポリウレタンまたは合成ゴム舗装が一般的である。舗装の色はほとんどがレンガ色であるが、近年は青色のトラックを持つ競技場も増えている。 第4種公認競技場も全天候トラックが多いが、一部の地方競技場ではシンダー舗装(土のトラック)になっているもの、あるいは全天候型とシンダー舗装を併用しているものもある(以前は第3種でもシンダーや砂のトラックが認められていたが、後述の規約の改正により、現在は第3種以上は必ず全天候型トラックを保有することが義務付けられており、特に第1種公認競技場の場合はそれを設置した第3種以上相当の補助競技場を必ず設置することが第1種認定の前提となった。ヤンマースタジアム長居・ヤンマーフィールド長居のように、メイン・補助の両競技場とも第1種認定を受けているスタジアムもある)。 国際陸上競技連盟(IAAF)が規定する陸上競技場の方位は、南北軸から東西に向かう角度が、22.5度未満とされているという〔3-11 第4節. 施設計画(個別) 1. 建築性能 「新国立競技場整備事業 業務要求水準書」 平成27年9月1日 日本スポーツ振興センター〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「陸上競技場」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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